長男は2歳5か月でトイレトレーニングを始めました。
その時に迷いに迷ったのが「トレーニングパンツが必要かどうか」ということでした。
「買ったもののあまり使わなかった」「生地が厚いので乾きにくくて普通のパンツにした」といった声をママ友からよく聞いていたのもあって、買うかどうか迷っていたんです。
迷ったあげくトレーニングパンツを購入して使ったので、使ってみてどうだったかを書いてみたいと思います。
目次(ジャンプします)
トレーニングパンツのメリット・デメリット
まず、トレーニングパンツのメリットとデメリットについて。
メリット
多少の水分を吸収できるので、おもらししても服が濡れにくい
おむつと違って濡れた感覚がわかる
デメリット
6層など、分厚いタイプは乾きにくい
トレーニング初期は何度もおもらしするので、乾きにくいのもあって枚数が必要
水分を吸収するといっても、結局服まで濡れていることも多い
トレーニングパンツはなくてもよかった
結論ですが、トレーニングパンツはなくてもいいと思います。
トレーニングパンツは子供にパンツが濡れた感覚をわからせることができ、多少の水分を吸収するのでズボンが濡れにくい、という製品なわけですが…。
トイレトレーニングを始める時期って2歳以上が多いですよね?
その頃って、一回のおしっこの量も多くなっていてトレーニングパンツ程度の吸収力じゃ間に合わなかったです。
6層タイプのトレーニングパンツを履かせていても、パンツだけでなくズボンも床も濡れていることが多かったです。
それなら別に普通のパンツでも一緒だというのが我が家の感想です。
むしろ、普通のパンツのほうが乾くのが早いというメリットがあります。
ただ、トイレでできるようになってからは薄手のトレーニングパンツが活躍しています。
というのは、息子はたまに遊びたくてトイレに行くのを我慢して、ほんの少しだけおもらししてしまうことがあるのです。
普通のパンツ代わりに薄手のトレーニングパンツを履かせていると、そういう時にズボンまで濡れずに助かっています。
以下に、我が家でのトイレトレーニングの経過も簡単にまとめておきますので、もしよろしければこちらもご覧ください。
結果的には「好きなキャラクターの普通のパンツ」と「本人にあった補助便座」のおかげでトイレができるようになった…のかな?という感じです。
我が家のトイレトレーニングの経過
開始当時、長男2歳5か月でした。
次のようなことを試しています。
初めに用意したもの
補助便座 おまるのようにまたがるタイプ
(コンビ トイレトレーニング ベビーレーベル おまるでステップ )
トレーニングパンツ(6層・3層)
ノートとシール
絵本「おとこのこトイレ」
うちの息子はこの絵本は別に好きでも嫌いでもなく、といった感じであまり反応なかったです。
ただ、男の子のトイレ事情がよくわからない母親の私には非常に参考になりました。
トイレを楽しく
トイレが楽しい場所と思ってもらえるように、トイレの蓋に顔を描きました。
掃除用に置いていたまめピカが「これ可愛い!」と息子に好評だったので、まめピカも常備するように。
また、トイレをテーマにした絵本「おとこのこトイレ」を一緒に読んで、トイレに興味を持ってもらえるようにしました。
私がトイレの蓋に顔を描くのに使った画材は、ガラス・金属・プラスチック等に自由に描くことのできる水性ダーマトグラフという色鉛筆に似た画材で、水拭きで消えます。
トイレの材質によっては消えないかもしれないので、やってみる際は自己責任でお願いします!!
トイレに行けたらシール
最初は食後、お昼寝の前、夜寝る前…などにトイレに連れて行って座る練習からしました。
この段階ではまだおむつをしています。
トイレに座れたらシールを1枚あげてノートに貼っていいよ!と貼らせていました。
シールは好きでも、あまりトイレは好きではないようで、なかなか座りたがらず。
一度もトイレでできませんでした。
おむつをやめてトレーニングパンツ
おむつをやめれば、濡れるのが嫌でトイレに行くかな?とトレーニングパンツを履かせるようにしました。
何度か失敗して、「濡れたら嫌だからトイレに行こうねー」とやっていたのですが、トイレでも何も出ず。
そんなことを繰り返して数日、息子が「濡れるの嫌だからおむつはく!!」と主張。
どうしてもトレーニングパンツを履いてくれなくなりました。
おむつを履いているとトイレに行く必要がないと判断するみたいで、トイレにも行ってくれません。
すでに2歳半を過ぎ、言葉もはっきりしゃべるし意思もしっかりしている時期にトイレトレーニングをすることの大変さを感じました。
補助便座を変える
前回の記事、トイレトレーニングの時期によってオススメ補助便座は違う?でも書いたのですが、補助便座を変えました。
足を前に出す自然な形で座れるタイプです。(リッチェル ポッティス 補助便座R)
それが功を奏して、トイレに連れていけばとりあえず座ってくれるようになりました。
が、相変わらずトレーニングパンツ拒否でおむつしか履いてくれません。
この時点で、トレーニング開始から2ヶ月以上経っています。
好きなキャラクターのパンツを履かせる
そんな時、偶然プレゼントで息子の好きなキャラクター(アンパンマン)の普通のパンツをいただきました。
それを見た息子は「アンパンマンのパンツ履きたい!」と大喜び。
「アンパンマン濡れたら嫌だから、おしっこしたくなったらトイレに行こうね」と言って履かせました。
でも、やっぱりトイレに行く前におもらし。
まぁ、そんなもんかなーと思っていたのですが…。
おもらしした後に濡れたパンツを見て、「アンパンマンのパンツ濡れたら嫌だから次からトイレに行くね!」と言った息子は、本当にその次から自主的にトイレへ行くようになり、なんと翌日にはトイレでできるようになりました。
パンツは嫌だ、おむつがいい、トイレ行きたくない…などと、なかなかトレーニングが進まなかったのが嘘のようにあっさりとトイレ成功し、その後は当たり前のようにトイレに行けるようになりました。
アンパンマンすごい。
ウンチについては、そこから3ヶ月くらいかけて徐々にトイレでできるようになった感じです。
トイレでできるようになるまでは「ウンチ出そうだからおむつ履かせて!」と言うのでその都度おむつを履かせていました。
息子よ…。
まとめ
我が家の長男の場合はこんな感じでした。
「好きなキャラクターのパンツ」にこんなに威力があるとは思いませんでした。
履かせていたトレーニングパンツも子供の好きそうな柄が入っていて本人も「かっこいいパンツ」と言っていたのに…。
やはり好きなキャラクターの威力は絶大です!
幼稚園・保育園などで必要ということでなければ、普通のパンツでトレーニングでもいいのではないでしょうか。
その時はぜひ、お子さんの好きなキャラクターのパンツを選んであげてください!
友人に聞いたのですが、普通のパンツの上からおむつを履かせるという方法もあるそうです。
子供は濡れた感じがわかるし、親も掃除が楽とのこと。
私は実践したことがないのですが、次男がトイレトレーニングを始めたらやってみようかなと思っています。