洗濯槽のカビ取りの2つの方法 酸素系と塩素系の手順と使い分け

洗濯槽がカビ臭かったり、洗濯物に黒いワカメのような物体が付着することはありませんか?

そんな時は洗濯槽にカビが発生しているので洗濯槽の掃除をしましょう!

洗濯槽のカビ取りの主な方法には酸素系の洗濯槽クリーナーを使用する方法と、塩素系のクリーナーを使用する方法があります。

もちろん、市販の専用クリーナーを使用してもいいのですが、他の用途にも使える酸素系漂白剤・塩素系漂白剤でも洗濯槽の掃除をすることができます。

ところで、私は洗濯槽の掃除が大好きです。
変な例えですが、耳かきが好きな気持ちと似ていると思っています。笑
普段は毎月、ちょっとサボってしまった時でも3ヶ月に1度は洗濯槽のカビ取りをしています。
洗濯槽のカビ取り好きとしては当然、酸素系・塩素系どちらの方法でも実践済み。

その経験を踏まえて、この記事では洗濯槽専用クリーナーを使わずに、酸素系漂白剤(粉末ワイドハイター)や塩素系漂白剤(ハイター)での洗濯槽の掃除のやり方をご紹介します。

酸素系・塩素系を利用することのメリット・デメリットと二つの方法の使い分けについても解説します!

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酸素系漂白剤を使用する方法

用意するもの

酸素系漂白剤 (例:粉末ワイドハイター)水10Lにつき90~100g程度

お湯(40~50度くらい)

カビをすくうための網(風呂のゴミすくい用や金魚用など)

手順

1.洗濯機の糸くず取りネットをはずしておく

外しておくことで洗濯槽の裏側のカビが洗濯槽の中に流れ込みやすくなり、すくって捨てやすくなります

2.酸素系漂白剤とお湯を洗濯槽に入れる

3.漂白剤をお湯に溶かす為に2~3分洗濯機を回す

4.そのまま数時間置く

時間がない時は3時間ほど、できれば一晩置きます。
6時間以上置くとしっかり汚れが浮いてきます。
この時点でワカメ状のカビが洗濯槽の中にたくさん出てきます。

5.槽洗浄モード、なければ布団モードで回す

槽洗浄モード、布団モードは洗濯槽の外側の部分が回るため、洗濯槽の内側と外側の間のカビ部分に水流が発生し、カビがより落ちやすくなります。

6.途中何度か、水のたまった状態でフタを開け、浮いているカビを網ですくい捨てる

7.その後、すすぎ~排水、脱水まで完了させる

この手順で終わっている説明も見かけるのですが、以下の工程がないとおそらくカビはなくならないと思います。

8.標準の洗濯モードで何も入れずに回す

9.洗浄→すすぎに入る前に網でカビをすくう

10.カビをすくったら汚れても構わない古いタオルなどを投入してコース最後まで完了させる

残っているカビを布に付着させて取るために布を投入します

11.念のため、再度水を入れて標準モードで1分くらい回してみる

新たに出てくるカビがなければ完了
カビがまだ出てくるようなら手順8から繰り返し

メリット

発泡するので、泡の力で汚れ・カビをはがす

カビがごっそり取れるのを見ることができる

デメリット

殺菌力は塩素系より穏やか

時間も手間もかかる

カビが多い場合、カビが出なくなるまでに時間がかかる

長い間掃除していない洗濯槽だと、おそらく上の手順の後にさらに2~3回は洗濯機を回さないとカビがなくなりません

何度洗濯機を回しても、ピロピロワカメ(洗濯槽掃除で出てくる黒カビ)がなくならない時は、以下に説明する塩素系漂白剤を使った方法を試してください

塩素系漂白剤を使用する方法

用意するもの

塩素系漂白剤 (例:ハイター)水10Lにつき50㏄程度

手順

槽洗浄モード、なければ布団モードで塩素系漂白剤を入れて回す
これだけです。こちらはお湯でなくて大丈夫です。

毎月掃除する場合はこれだけで十分ですが、2、3ヶ月以上間隔があいている場合は、水と漂白剤を入れた状態で数時間置いたほうがいいです。

私はそういう時は3~5時間ほど置いています。

メリット

手軽にできる

酸素系より殺菌効果が高くカビ予防効果もある

デメリット

カビの殺菌効果は高いが、洗濯槽の汚れを落とす作用・カビをはがす作用は酸素系のほうがある

酸素系と塩素系の使い分けは?

私の経験からすると、

長い間掃除をしていない洗濯槽の場合は、まず酸素系を使ってカビを浮かび上がらせ、塩素系でカビを分解させて落とす

1~2ヶ月に一度の頻度で掃除をしていてカビが多くないと思われる場合は、塩素系のみ
その場合も年に1度くらいは酸素系→塩素系で徹底的にきれいにする

が効率のいい掃除法だと思います。
軽度のカビ取りは塩素系を使って殺菌・分解・予防をするのがいいと思います。

たまにしかカビ取りをしない場合でも塩素系のみでOKでは?と思われそうですが、カビ・石鹸カス・水垢などのたまった汚れは酸素系のほうがよく落ちる実感があります。

徹底的にカビ取りをする場合はやはり酸素系の後に塩素系が、私のオススメ掃除法です。

他のサイトなどで毎月のカビ取りは酸素系でという記事を見かけるのですが、毎月酸素系でカビ取りをするのはかなりの手間です。
時間もかかり、終わるまで洗濯もできないので…。
それがおっくうで洗濯槽掃除の回数が減るなら、簡単に塩素系で掃除してしまうのがいいと私は考えます。

カビを発生させないために

洗濯槽のカビの発生を防ぐためには…

洗剤は適量で
多すぎると残った洗剤がカビの栄養分になってしまいます

濡れたタオルなどを入れたままにしておかない

洗濯後は洗濯機のフタを開けておく

月に一度は塩素系漂白剤で洗濯槽の掃除

といったことを習慣づけましょう!

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