赤ちゃんと飛行機に乗る時の機内での過ごし方 押さえておきたいポイントと心構え!

今回は私が生後6ヶ月だった息子と飛行機に乗った経験を元に、私の考える赤ちゃんと一緒の機内での過ごし方のポイントをお話しします。
その時は10時間超の国際線フライト+1時間程度の国内線フライトでした。

私の知人では最短で生後2ヶ月過ぎのお子さんを国際線の長時間フライトに乗せた方がいました。
その方は小児科の医師に相談してフライトを決めたとのことですので、あまり小さい赤ちゃんを飛行機に乗せる時は医師に相談したほうがいいかもしれませんね。

ところで、赤ちゃん連れで飛行機に乗ること自体は賛否ありますよね。
そんなのは親のエゴだとかなんとか。
でも、この記事をご覧になっている方はきっと何らかの理由があって赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る方だと思います。
この記事が少しでもそういった方のお役に立てますように。
赤ちゃんや周囲の方に気配りを忘れずに、少しでも快適なフライトになりますように!

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赤ちゃんの健康のための注意点

以下は実際に私が生後6ヶ月の赤ちゃんだった息子を連れて飛行機に乗る前に、かかりつけの小児科の先生に教えていただいた注意点です。

離着陸時には耳抜きのためにミルクか母乳を飲ませよう

飛行機に乗ると離着陸時に気圧の変化で耳がキーンとしますよね。

大人は唾を飲んだりして耳抜きをすればいいのですが、赤ちゃんは自分ではまだ耳抜きができません。
ミルクや母乳を飲ませることで自然に耳抜きができるので、離着陸時は飲ませてあげてください。
離着陸時に飲みたがらない場合はおしゃぶりを吸わせるのもいいそうです。

こまめに手指のアルコール消毒をしよう

機内は乾燥している密室です。
そして風邪やインフルエンザなどの移る病気を患っている人も乗っているかもしれません。
空気中にウイルスなどがいると感染しやすい状況なので、赤ちゃんと一緒に乗る人はこまめに手指のアルコール消毒をしてください。
赤ちゃん自身の手のアルコール消毒は?と小児科の先生に訊ねたところ、アルコールは刺激が強いのでまだ生後間もない赤ちゃんはあまり使わないほうがいいとのことでした。

赤ちゃんがバシネットで寝ている時はなるべくフタをしてあげよう

上記の通り機内はウイルス感染しやすい状況なのでそれを少しでも防ぐため、バシネット(機内で用意してもらえる簡易ベビーベッド)を利用する時はフタを閉めてあげたほうがいいそうです。
…とは言うものの、うちの息子はバシネットで完全に寝ている時はフタができましたが、少しでも起きているとフタを嫌がるので、なかなか実行するのは難しかったです。

赤ちゃんと快適に過ごすためのポイント

では、次は機内で赤ちゃんと家族が快適に過ごすためのポイントをご紹介していきます。

気温の変化に合わせられるように

空港内、機内は外と気温が違います。
また、フライト中も温度が変化したりします。
空港の外、中、機内と気温が変わるので気温に合わせて赤ちゃんの服を調節できるようにしましょう。
私の場合、機内では薄手の長袖を着せていました。
寒いと感じたらなにか羽織らせて、暑いと感じたら靴下を脱がせたり袖をまくったりしていました。

抱っこひもは必須!

航空会社によっては離着陸時に赤ちゃん用のシートベルトを着用させるように言われます。
赤ちゃん用シートベルトのない航空会社の場合、離着陸時にしっかり抱っこできるほうがいいので抱っこひもがあったほうがいいと思います。
他にも、ぐずった時に抱っこして機内を歩いたりするのにも必要なので持っていきましょう!

おむつは多めに!

航空会社や利用する便にによっては予備のおむつを積んでいる便もありますが、お子さんにあったサイズのおむつがあるとは限りません。
私の実体験ですが、おむつを多めに用意していたのに離陸後に息子が下痢を発症!
どんどん減っていくおむつに危機感を覚え、CAさんに予備のおむつがあるか訊いてみるもうちの息子には合わないサイズのみ…。
結局ギリギリのところで足りましたが本当にヒヤヒヤしました!
荷物にはなりますが、多めに持っていくのをオススメします。

離陸時の授乳のタイミング

離陸時にミルクや母乳を飲ませるべきなのは上に書いた通りですが、機内に乗り込んでから実際に離陸するまでは結構時間があります。
優先搭乗を利用していたり、国際線だと特に。
あまり早くから飲ませると離陸時には飲み終わってしまうので、タイミングを見計らってください。
ちなみに、この離陸時の授乳でお腹いっぱいになって眠ってくれると楽です。(1時間程度の国内線なら眠っている間に終わって楽ですよね)

旅行中の調乳は何かと大変ですが、そういった時に便利な液体ミルク・使い捨て哺乳瓶というグッズもあります。

おむつ替えのコツ

機内でのおむつ替えはトイレにある収納式の交換台を使うのですが、これが小さい!
落下防止のベルト等もないので慣れないうちは結構気を使います。
コツとしては、子供が暴れないように興味のあるもの(おもちゃなど)を握らせておくことです。

私はトイレに備え付けてある紙コップをひとつ貰って持たせました。初めて見る紙コップに興味津々でじっとしていてくれました。

お気に入りのおもちゃと新しいおもちゃを用意しておこう

お気に入りのおもちゃはもちろん、まだお子さんに見せたことのない新しいおもちゃを用意していくのはオススメです。
荷物にならない小さいもの、音がうるさくないものが良いかと思います。
そのおもちゃは機内でぐずるまで見せないこと!
機内で退屈したり、機嫌が悪くなったりした時に渡して気を惹くために使いましょう。
長時間フライトの場合は、お子さんの好きなDVDとポータブルプレイヤーもオススメです。

離乳食・キッズミールは食べないことも…

食事が出るような国際線長距離フライトでは、事前に航空会社にリクエストすれば赤ちゃん向け離乳食や幼児向けキッズミールを提供してもらえます。
けれど、普段と違う味なので食べないこともあります。
離乳食をすでに始めているお子さんの場合は、食べなかった時のために普段から好んでいる離乳食やおやつを用意しておくのもいいと思います。

ストローマグも便利だけど、ストローだけ持参でも

水分補給がストローマグだと旅行中気軽に洗えないのが気になるので、私の場合はストローのみ持って行って保安検査のあとにペットボトルの水を買ってストローで飲ませています。
飛行機に限らず、旅行では大抵ストロー持参です。

長時間のフライトならできれば夜発の便を

夜発の便にすると、普段の生活リズムに合わせて眠ってくれることが多いです。
国際線の長時間フライトは可能ならば夜発の便にするのがいいです。

CAさんも頼ろう

ぐずってしまった時は大抵CAさんが気にかけてくださるので助かります。
赤ちゃんに話しかけてくれたり、おもちゃを持ってきてくれたり…。
お母さんと赤ちゃんだけで飛行機に乗っていて、お母さんがトイレに行きたい時はCAさんに頼んでみてください。
バシネットで眠っている赤ちゃんの様子を見ていてくれたり、起きている子なら抱っこしていてくれたりします。

もし、ぐずってしまったら

赤ちゃんなので、親がどう努力してもぐずってしまう時はあります。
そんな時は近くの席の方にきちんと「すみません」と謝るようにしています。
そして、抱っこひもに子供を入れてトイレの前のスペースなど座席からなるべく離れてあやしています。
たまに、他のお客さんがあやしてくださることもありました。
本当にありがたいです。

まとめ 持ち物

以上を踏まえた上で必要な持ち物を考えてみました。

手荷物に入れておく必須の持ち物

  • 母乳の場合は授乳ケープ
  • ミルクの場合はミルク、哺乳瓶など(液体ミルクを飲める子なら液体ミルクが便利!)
  • おしゃぶり(普段使っているなら)
  • 抱っこひも
  • 手指の消毒用アルコールジェルなど(※手荷物に持ち込める液体は100ミリリットル以下です。保安検査のために透明のジップ付きビニール袋へ入れてくださいね!)
  • おむつ替えセット
  • おしりふき
  • 着替え
  • ビニール袋(汚したものを入れたりするのに使えます)
  • お子さんのお気に入りのおもちゃ
  • 新しいおもちゃ
  • タオルもしくはスワドル、ブランケットなど

必要な場合は入れておく持ち物

  • 離乳食(※離乳食は液体でも保安検査を通してもらえます)
  • 離乳食用のスプーン(使い捨てのスプーンだと楽です)
  • エプロン(こちらも使い捨てだと楽です)
  • おやつ
  • ストロー

赤ちゃんと一緒だと大変なことも多いですが、準備をしっかりして心に余裕をもって、少しでも快適な空の旅ができますように!

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