目次(ジャンプします)
二週間たったりんごの中が茶色に
先日のことです。
二週間ほど前に買ったりんごを食べようと切ってみたら中が茶色に…!
外観は変化なしだったのに、中の果肉部分がところどころ茶色くなっていました。

中が茶色いりんご こちらはまだマシ

中が茶色いりんご こちらは茶色い部分が多い
どちらもふじりんご
中が茶色いりんご食べられるの?
まず、結論から言うと食べられます。
調べてみたところ、酸化によって茶色くなるが食べられるとのことです。
切らなくても中が酸化するんですね。
実際に食べてみた、その結果
まずは茶色い部分の少ないほうのりんご
酸味がぬけてぼんやりした味です。
最大限によく言えばやさしい甘さ?
食感は少ししんなりしています。
美味しくはないが、食べられなくはない、という感想です。
次に茶色い部分が多いほうのりんご
すかすかした食感で甘味も酸味もぬけて美味しくない!
まずい!
腐ってはいないので食べても害はないですが、とにかく美味しくないです。
どちらも家族にも食べてもらいましたが、誰ひとり体調を崩すことはなかったので、別に食べても大丈夫そうです。
結論
中が茶色いりんごは食べても大丈夫ですが美味しくないです。
中が茶色いりんごについてはわかったものの、私にはもうひとつ気になることがありました。
それは…
切ったりんごの変色を防ぐには食塩水?レモン水?
私の実家では母や祖母はりんごを切ったら食塩水に浸けていました。
ところが、以前友人と料理をしている時に「りんご切ってレモン水に浸けといて」と言われて驚きました。
「えっ、食塩水じゃないの?」
「なに言ってるの?レモン水でしょ?食塩水なんて聞いたことない」
その場にいた他の友人も「普通レモン水でしょ?」と…。
そう言う友人は製菓専門学校に通うパティシエの卵です。いっぽう私は普通の人。
私より食材・調理に詳しい友人が言うんだから多分そうなんだろう。
うちの実家がおかしいのか?でも食塩水でも効果はあるようだけどなぁ…と思いながら数年。
今回りんごの変色について調べたついでに、こちらも調べてみました。
結果は…
食塩水もレモン水も切ったりんごの酸化を防ぐ効果がある
どちらの方法も酸化を防ぐ効果があるそうです。
りんごが変色するのは、りんごに含まれるポリフェノール酸化酵素の作用で空気に触れると酸化するからです。
食塩水の場合はそのポリフェノール酸化酵素と食塩のナトリウムが結びつき、働きを抑えて酸化を防ぎ、レモン水の場合はビタミンCがポリフェノール酸化酵素と結びついて酸化を防ぐという仕組みだそう。
仕組みは違うものの、どちらも効果があるんですね。
りんごは変色させずにおいしく食べたいものです!